こんなにあるの?のしの種類

最もスタンダードな蝶結びと結び切り

一般的に、内祝いで使用されている「のし」は、結び切りと蝶結びの水引が印刷されたもの2種類です。それぞれ異なる意味合いを持っているため、理解しておく必要があります。場面に相応しくない「のし」を送ってしまった際には、関係が悪化する事態になりかねません。事前に「のし」の使い方を確認しましょう。結び切りは、紅白の水引が固く結ばれています。その結び目は、容易にほどける代物ではありません。ゆえに、結婚や見舞いなど、人生において一度きりであるべき出来事を祝う折に使います。他方、蝶結びは、名前の通り、紅白の水引を蝶結びにしています。何度も結び目を作り直せる点が特長的です。妊娠や還暦など、何度も繰り返して祝いたい出来事に対して用います。

「のし」で特別感を演出

ニーズの多様化に伴い、多種多様なタイプの「のし」が誕生しています。贈り物に付ける「のし」を工夫することによって、特別感がアップしますよ。例えば、母の日に内祝いを贈る時には、カーネーションと感謝の気持ちがプリントされた「のし」が適しています。受取主が好む花や色を把握しているのであれば、その趣味趣向に合わせて「のし」のデザインを選択してください。また、敬老の日に使う「のし」は、「いつまでも健康でいてくれて有難う」など、敬う気持ちをプリントしたものが良いでしょう。温かみのある絵柄と共に、メッセージが記された「のし」は、人生の節目となる祝い事に華やぎを添えてくれます。受取主は、思わず笑顔になるのではないでしょうか。